「失われつつある民主主義を再び」 NY市長、施政方針演説で

New York City Mayor Bill de Blasio delivers his fifth State of the City address at the Kings Theatre in Brooklyn on Tuesday, February 13, 2017. Benjamin Kanter/Mayoral Photo Office. This photograph is provided by the New York City Mayoral Photography Office (MPO) for the benefit of the general public and for dissemination by members of the media. The photograph may not be manipulated in any way and may not be used in commercial materials, advertisements, emails, products or promotions that in any way suggests approval or endorsement of the City of New York, the Mayoral administration, or the de Blasio family without prior consent from the MPO (PhotoOffice@cityhall.nyc.gov). Any use or reprinting of official MPO photographs MUST use the following credit language and style: “Photographer/Mayoral Photography Office”, as listed at the end of each caption.
【13日付amニューヨーク】ニューヨークのビル・デブラシオ市長は13日、ブルックリン区のキングスシアターで施政方針演説を行った。昨年の市長選で66%の票を集め再選を果たし第2期目を迎えた市長は、スペイン語を交えた70分間の演説の中で、富裕層への増税、全ての市民へのメンタルヘルスケアの提供、また民主主義が失われつつある社会を再民主化するために150万人の未登録有権者に選挙登録を促すなど、「左寄り」の政策を並べた。
市長は「市、州、全米でわれわれが経験している民主主義の衰退に立ち向かわなければ、より公正な社会を築くことはできない。不平等が拡大している今、まやかしの民主主義を装うわけにはいかない」と熱弁を振るった。また、政府からの補助金を受けた住宅の増加、環境に悪影響を与えているビルの大気汚染物質排出基準の厳格化、より多くの小学3年生児童に学年水準レベルの読解力を身に付けさせること、市を全米一の公平な大都市とすることなど、再選を決めた夜の祝賀会で約束した課題についても触れた。
市長はまた、キャンペーン資金の調達方法や選挙の運営方法、有権者に投票を奨励する方法などについて変化が必要であると訴え、トランプ大統領のロシア疑惑についても言及した。

演説する市長(photo: Benjamin Kanter/Mayoral Photo Office)
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








