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【25日付ABCニューヨーク】インターネットの出会い系サイトで架空の女性をかたって男性を誘い出し、暴行を加え金品を奪う強盗事件が、ブロンクス区で昨年12月から今年1月の間に6件相次いだ。ニューヨーク市警察(NYPD)は一連の事件の手口が似通っていることから同一犯による犯行と断定、事件に関わったとして男2人を逮捕した。他に、少なくとも2人の共犯者がいるとみて捜査している。
逮捕されたのは、強盗容疑のジョージ・リバムーア(32)と、強盗、強迫、氏名詐称容疑のナサニエル・バプティステ(23)両容疑者。NYPDは他にも、盗まれたキャッシュカードを使用した男1人と、出会い系サイトの口座名義に関係する少女1人が犯行を助けたとみている。
NYPDによると、犯行グループの手口は出会い系サイトTaggedやmeet.comでネッサ・ラブという架空の女性を名乗り、デートを申し込んでくる男性と待ち合わせ、現れた男性を2人がかりで暴行し財布や現金、携帯電話を奪うというもの。1人がナイフを振り回して頭部を押さえ、もう1人が被害者のポケットを探るというケースもあったが、大けがを負った被害者はいなかったという。

Santeri Viinamäki
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