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【26日付NBCニューヨーク】ニューヨークのトーマス・ディナポリ州会計監査官は26日、金融街の証券業界就業者の2017年の賞与(ボーナス)が平均18万4000ドルを上回ったと発表した。
株式仲買人のボーナス平均額は、前年比17%増の18万4220ドル(約1954万円)だった。ニューヨーク証券取引所の会員証券会社のブローカーディーラー業務による経常利益は、42%増の245億ドル(約2兆6000億円)で、7年ぶりの最高水準に達していた。16年の経常利益は170億ドル(約1兆8000億円)で、ボーナス平均額は13万8000ドル(約1460万円)だった。
証券業界就業者のボーナスの年次決算は、金融サービス業の状況を知る指標となると同時に、ニューヨーク市および州の税務機関が、金融街の企業が従業員に支払ったボーナスへの課税額を推定する際の基準となる。
16年までの3年間、市の証券業界では雇用の増大が続いていたが、17年はわずかに減少し、17万7000人を下回った。
同会計監査官は、証券業界からの税収は16から17会計年度における州の税収の18%に相当する135億ドル(約1兆4270億円)と推定している。

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