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【10日付CNN】ニューヨーク州内で行われた唐辛子の大食いコンテストで、世界一辛いといわれる唐辛子を食べた男性(34)が激しい頭痛に襲われ、脳の血管が異常が起こしていたことが分かった。
男性は、キャロライナリーパーという唐辛子を口にした直後、後頭部に激痛が走ったという。医学誌、BMJに9日掲載された症例報告書には「後頭部から始まった痛みは頸部にまで広がり、痛みに耐えられなくなった男性は病院の集中治療室に運ばれた」と書かれている。男性からは脳梗塞の前兆症状である言語障害や視野欠陥などが見られなかったことから、その可能性は否定され、CTスキャン検査でも脳出血などは確認されなかった。
しかし、脳内の血管を調べたところ、4本の血管に狭窄が見つかり、男性は唐辛子が原因とみられる可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)と診断された。RCVSは「雷に打たれたような」激しい頭痛を伴う疾患で、通常は医薬品や精神的なショックなどが引き金となる。唐辛子が原因となった例は今回が初めてだといい、唐辛子に含まれるカプサイシンが影響している可能性が高い。
治療を受けた男性は数日で退院し、5週間後の検査では症状は消えていた。

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