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【25日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】刑務所が10棟あるライカーズ島への交通手段を増やそうと、ニューヨーク市矯正局は25日、同島への無料バス送迎サービスをマンハッタン区とブルックリン区に新たに導入すると発表した。現在、送迎バスはクイーンズ区からのみ利用が可能。同島刑務所幹部によると、バスによる同島訪問者は毎日900人に上ると想定されている。
出発地はマンハッタン区レキシントン街の125、126丁目の間と、ブルックリン区ジェイ通りのフルトン通りとウィロビー通りの間。バスは同局の職員が運転、新サービスには160万ドル(約1億7500万円)が費やされることになるという。
同局によると、同島の年間訪問者数は約25万人。シンシア・ブラン同局長は「刑務所を訪問しやすくなるだけでなく、職員や受刑者の生活の質も向上させるだろう」と述べた。受刑者の権利擁護団体はバスの導入を歓迎する一方で、乗客に身体検査が行われるのかなどの懸念も指摘した。
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