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【20日付amニューヨーク】米国で最も権威ある文学賞の1つ、全米図書賞を運営する非営利団体、全米図書財団(NBF)がニューヨーク市の公共住宅に住む子どもたちに今年、無償で7万5000冊の書籍を配布することが分かった。NBFが実施する教育プログラム「書籍のある豊かな環境」の一環。
NBFは毎年、経済的理由で本を買えない全米の18歳以下の子どもに良書を無償で配布。昨年、NBFが市内の公共住宅で無償配布したのは5万冊だった。今年はより多くの出版社が協力の意向を示している他、NBFがクラウドファンディングで集めた追加資金もあって、配布冊数が昨年を大きく上回った。全米では42万2000冊を配布予定だという。
同プログラムの責任者、ジョーダン・スミスさんは「本をたくさん読んでいる人ほど成功する可能性が高いとの研究結果がある」と、読書を習慣付けるよう推奨している。市住宅局家族パートナーシップ課のモデスティン・ロジャースさんは「子どものころの読書は一生を通じて宝となる」と話した。
ブルックリン区ケリーガーデンとクイーンズ区ハンメルハウスでの6月7日のイベントを皮切りに配布を開始する。書籍をコミュニティーセンターなどでも活用する予定。

全米図書財団のツイッターより
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