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アジア・ソサエティーは6日と7日、マンハッタン区で第7回ニューヨーク・ジャパン・シネフェスト(NYJCF)2018を開催、2日間で343人が訪れた。監督や出演俳優が日本人の作品の他、製作者の国籍にかかわらず、日本や日本人をテーマにした独立系短編映画12作品を厳選。公開後2、3年の作品に絞り、日本の短編映画発信の場となりつつある。
6日は「サムライ」の訓練を受けた日本人女性と家族の姿を描いた、香純恭(かすみ・きょう)主演の「First Samurai in New York」(2018年)や北海道出身の女性ボーカリストを追ったドキュメンタリー「ハチスノイト」(16年)、7日は女子高生巫女のほろ苦い恋の物語「夏の巫女」(16年)などを上映した。
プロデューサーの河野洋さん、俳優で映画監督の鈴木やすさん、映像作家の古川康介さんの3人が12年に創設して以来毎年開催。7年目を迎え、河野さんは「日本映画と今を追いながら、進化する日本と一緒に歩んでいけるような映画祭として続け、認知度を上げていきたい」と話した。ニューヨークを舞台にした「謝り屋」の物語「ザ・アポロジャイザーズ」(18年)に出演、監督も務めた鈴木さんは「今年は強い女性の映画がたくさん集まった。まさに現代を映しているね」と話していた。

舞台上で写真撮影に応じる河野さん(右端)、鈴木さん(右から3番目)ら=6日上映後に撮影(photo: Yuriko Anzai / 本紙)
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