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【25日付ゴッサミスト】ニューヨーク市内での児童虐待の報告件数が増えていることが、市独立予算委員会(IBO)がこのほど発表した報告書から分かった。
2016年、市児童福祉局(ACS)のあっせんで家庭内暴力(DV)歴のある里親に引き取られた子どもの虐待死事件が相次いだことを受け、市内では虐待への危機感が増した。報告書によると、同年10月から12月の間、虐待の疑いがある家庭へのACSの調査件数は前年同時期比の1383件増加。17年に虐待と実証された件数は前年の1万9980件から2万3981件に上っていた。
一方で、児童養護施設の子どもの数は継続して減少。2000年の3万4350人が16年は9900人に、今年4月時点では8765人だった。報告書は「施設の子どもは産みの親と再会するなどして、安定した生活を送っている」と分析している。
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