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【9日付ニューヨークタイムズ】2019年ミスアメリカに9日、ニューヨーク州から応募のニア・フランクリンさん(25)が選ばれた。フランクリンさんは、ノースカロライナ大学芸術学部作曲専攻を卒業。現在はオペラ歌手として活動する。
米国人歌手のジャネール・モネイやローリン・ヒルの大ファンというフランクリンさんは、「ニューヨーク魂を持っている。ニューヨーカーだから、一生懸命頑張ることがどういうことか分かっている」とアピール、コンテストでは、雇用や教育の機会均等や教育の重要性を訴え、「音楽を教科に取り入れている学校の卒業率は20%も高い」と語った。
コンテスト運営団体は「#MeToo(私も)」運動を背景に、1921年の開始以来、初めて水着の審査を廃止。社会的影響のある主張を重視した。
Update 9.10
【10日付ニューヨークポスト】ミスアメリカ大会で「ニューヨーク魂」を強調したフランクリンさんが実際はニューヨーク州に1年しか居住していなかったことが分かった。フランクリンさんはノースカロライナ州ウィンストンセーラム市生まれ。
16年のミス・ノースカロライナ大会に出場したが敗れていた。昨年7月、ブルックリン区に転居。同大会へは、出場前6カ月以上、居住または通勤・通学した州から応募できる。

ニア・フランクリンさんのインスタグラムより
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