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【10日付amニューヨーク】飼い主のいない犬や猫を保護するニューヨーク市のアニマル・ケア・センター(ACC)は、この夏、子猫が大量に持ち込まれたとして、1歳以上の成猫を一時的に預かる里親を緊急募集している。
ACCに7月から8月にかけて持ち込まれた子猫は2500匹以上。3月から5月には1400匹の子猫が持ち込まれていた。ACCによると、今年は昨年と比べて繁殖シーズンに持ち込まれる子猫の数が増加しているという。ACC会長のリサ・ウェインストックさんは「(繁殖シーズンが終わる)10月15日まで、成猫を預かってくれる里親を探している。それまでにはシェルター内に追加スペースを確保できると思う。10月15日以降にACCに返す予定の人も歓迎」と話す。
ACCは市保健精神衛生局との契約に基づいて運営される動物シェルター。一定の期間が過ぎても引き取り手がない犬や猫は殺処分にする「キルシェルター」として知られる。ブロンクス区コーブシティにシェルターを新設する予定だが、地域委員会と区長が反対。市の都市計画委員会や市議会も審議中の状態だ。
ACCでは、里親募集の説明会をマンハッタン区ローワーマンハッタンの事務所で開催している。次回は25日の予定。詳細はnycacc.org/fosterを参照。
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