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【16日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】11月の中間選挙を前に、ニューヨークのビル・デブラシオ市長が新たに開設したデモクラシーNYC事務所が投票を促進するために有権者に送った文書が誤解を招き、有権者を混乱させている。
同事務所は、新規有権者登録の申請期限の前日に当たる11日付で、「公開されている記録によると、あなたはニューヨーク市選挙委員会において、選挙人登録がされていない有権者となっています」と記した文書を送達。データ分析会社シビスアナリティックスから入手した未登録有権者リストを基におよそ40万人の有権者のもとに送られた。少数の選挙登録済みの有権者宛てにも誤って送られていた。
文書を受け取った有権者の中には、有権者登録が失効になったと勘違いする人や、中間選挙への投票を妨害する詐欺だと思った人が続出。同委員会は16日午後までに問い合わせの電話およそ1600件を受けていた。
毎回欠かさず投票しているというブロンクス区の男性も同文書を受け取った。「投票権がないと勘違いしてそのままにする人もいるだろう。投票率を下げかねない」と懸念。同市長室のエリック・フィリップス広報担当官は、選挙資格については市選挙管理委員会のウェブサイト(voting.nyc)で確認するよう呼び掛けた。

投票を呼び掛けるNYCボーツのツイッター
(@NYCVotes)より
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