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【15日付カーブド・ニューヨーク】ニューヨーク市タクシーは15日から、市外からマンハッタン区に通勤する人を対象に運賃を半額で提供する割引サービスを開始した。タクシー業界はアプリによる配車サービス、ウーバーやリフトに市場を奪われており、同サービスで巻き返しを図りたい考えだ。
市タクシーリムジン委員会(TLC)の承認を受けた同サービスは、月曜から日曜までの午前6時から午前9時と午後5時から午後8時の朝夕の通勤時に、市外からマンハッタン区へ、または同区から市外へ行くためにタクシーを使用する際に適用される。ただし割引を受けるには、TLCが2年間の試験的導入を承認した、スマートフォン用アプリ「ワーベ(Waave)」のダウンロードが必要。同アプリを使うと、ウーバーやリフトのように、タクシーを指定した場所まで呼ぶことができ、乗車前に料金を確認できる。
ワーベのCEO、ダニエル・アイガー氏は、「タクシーの運転手および市民の生活の質の向上のためにも、通勤時間帯に空車で走るタクシーの数は減らすべきだ」と述べた。
ウーバーとリフトの車両数は現在、タクシーの車両数の4倍に激増。メダリオン(営業許可証)購入時の借金や収入の減少を苦に、今年11月までに4人のタクシー運転手が自殺している。
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