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【2日付NY1】ニューヨーク市建設局(DOB)による商店の看板に対する取り締まりがブルックリン区で頻発している。行政総合窓口ダイヤル(311)への苦情が急増していることから、看板の掛け替え需要を狙う業者が「暗躍」しているのではないかと疑う人もいる。
市条例では、6平方フィート(0.6平方メートル)を超える大きさの看板を掛ける場合は事前の許可が必要。同区ベイリッジで80年以上にわたり営業する金物店は数カ月前、規定違反として建設局から8000ドル(約90万円)の罰金を科された。店主によると、看板は前のオーナーから店を引き継いだ30年以上前から掛けられていたという。同店のみならず、同地域の商店街は軒並み同様の取り締まりを受けている。
一方、DOBは311への苦情が急増しており、対処せざるを得ないと説明。市内5区における看板に関する苦情は過去3年で900件ほどだが、今年は1900件に急増。そのうちブルックリン区が1000件と突出している。同区選出のジャスティン・ブレナン市議会議員(民主)は「看板業者が、掛け替え需要を狙って仕掛けたのでは」と憤る。罰金を恐れ、看板を外す店もあることから、同議員は、「小規模店の存続が危ぶまれる」として、公共の安全が脅かされる場合を除き、罰金の執行を猶予するよう求めている。

看板の取り締まりが頻発しているブルックリン区ベイリッジの商店街。グーグルマップより
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