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【6日付ウォール・ストリート・ジャーナル】スタテン島で2014年、黒人男性のエリック・ガーナーさん=当時(43)=がニューヨーク市警察(NYPD)の白人警官、ダニエル・パンタレオ巡査に首を圧迫されて死亡した事件で、NYPDの審判官は6日、同巡査の懲戒処分に向けた内部審理を来年5月に行うことを決定したと発表した。
パンタレオ巡査は14年7月、たばこを違法販売した疑いでガーナーさんを逮捕。取り押さえる際に当時禁止されていた、背後から腕で首を圧迫する方法を使い、死亡させたとされる。同巡査は事件後、内勤に配転。同年、大陪審は同巡査の不起訴処分を決定し、米司法省も刑事処分を下すかどうか調査中としていた。
ガーナーさんの母親、グウェン・カーさんは内部審理の決定を受け、「事件が進展してうれしい。4年半も放置されて遺族は苦しんでいる」と話した。
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