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【10日付ウォール・ストリート・ジャーナル】ニューヨークのビル・デブラシオ市長は10日、市が提供している3歳児のための無料早期教育プログラム(3-K)の拡大計画を発表した。開講学区を拡大する他、市長が任期満了を迎える2021年末には、市内5区に展開する目標だ。
3-Kは17年秋に開始。必要性と収容能力、地理面を考慮して選択された市内の学区で、通常は市と請負契約を交わした地域団体が提供している。今学年度、市はマンハッタン区イーストハーレムおよびブルックリン区ベッドフォード=スタイべサントを含む6つの低所得者地区で開講、域内に住む3歳児約5000人が受ける3-Kのために、6600万ドル(約71億円)の予算を充当している。19学年度までにさらに拡大し、20年6月までにブロンクス区南東部を含む第8学区と、ブルックリン区ブッシュウィックを含む第32学区を新たに追加、これまでの学区と合わせると、市内の約3分の1に当たる12学区約2万人まで広げたい考えだ。
市長室によると、3-Kを市内全域に拡大するには、ニューヨーク州および連邦政府からの助成金7億ドル(約757億円)が必要。19学年度に市の予算だけで拡大を行う場合、2億300万ドル(約25億円)がかかる試算だが、これには市議会の承認が必要となる。
市によると、3-K職員には十分な給与が支払われないため離職者が多く、人手不足に陥っているという。

3-Kの公式ホームページより
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