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【14日付ウォール・ストリート・ジャーナル】地下鉄L線の一部閉鎖を取りやめ、夜間と週末に本数を減らして運行する計画をアンドリュー・クオモ州知事が提案した問題で、ニューヨーク州都市交通局(MTA)は12日夜、提示された変更案の安全性などを調査するため、外部のコンサルタントに依頼する意向を発表した。
長期にわたり準備されてきた従来の工事計画では、今年4月から15カ月の工期で、マンハッタン区とブルックリン区を結ぶカナーシートンネルを閉鎖する予定だった。しかしクオモ知事は今月3日、夜間と週末にトンネル1本ずつの修理を行い、平日の日中に通常運行する新計画を発表していた。
MTAのフェルナンド・フェレ暫定局長によると、新計画では工事により発生するシリカ粉じんが、平日朝の運行までに清掃できるかなどの安全性の懸念がある。米労働省よると、シリカ粉じんを吸引すると肺や腎臓に致命的な疾患を引き起こすという。コンサルタントはまた、新計画の費用および工期の他、修理場所の耐久年数、工期中の代替交通手段などについても調査するという。
フェレ暫定局長およびMTA理事会、ロニー・ハキーム管理部長らが調査を監督し、報告書は一般に公開される。ニューヨーク市交通局のアンディー・バイフォード局長は「シリカ粉じんなどの有害物質への不安がある中、最も求められるのは工事が安全であるという確証だ」と話した。
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