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【16日付ニューヨークタイムズ】ニューヨーク市の観光事業マーケティング局NYC&カンパニー(NYC&C)が16日に発表した統計によると、市を訪れる観光客の数は9年連続で伸び、昨年は過去最多の6520万人だった。米中貿易戦争の激化にもかかわらず、市を訪れた中国人観光客の数も増えていた。
市への観光客の総数は17年比で3.8%に当たる240万人拡大。国内からの旅行者が増加分のほとんどを占めたが、中国人旅行者の数も104万人から110万人へとわずかに増加。昨年、市を訪れた外国からの観光客のうち、最も多かったのは英国からの旅行者で124万人。中国は2番目で、カナダが100万人と続いた。
今年は同性愛者の権利運動に転機を与えた「ストーンウォールの反乱」から50年の節目に当たる。6月後半にイベントが予定されていることなどから、一層の観光客の増加が見込まれている。
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