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【25日付ウォール・ストリート・ジャーナル】メトロポリタンオペラ(MET)に12歳のスターが2人誕生した。
ルーカス・マンさんとA・ジェシー・スコップフロッカーさんは、15日から幕を開けたクロード・ドビッシー作曲の「ペレアスとメリザンド」で王太子ゴローの息子、イニョルドを交代で演じている。大人が演じることもある重要な脇役で、出番も多い。「こんな大役を」と感激するマンさんは、マンハッタン区の公立(PS)333校に通う。
ゴローの肩に乗ってメリザンドの寝室をのぞくという、機敏性を要求される場面もあり、「(肩車は)ちょっと怖かった」とスコップフロッカーさん。公立特別音楽学校の生徒だ。
2人とも、METの児童合唱団のメンバーとして「カルメン」や「ばらの騎士」の舞台に立ったことがあり、マンさんは2017年に上演されたトマス・アデス作曲の「皆殺しの天使」では端役ながらソロで歌っている。それでも今回の公演のため1年間練習を重ねた。
公演で2人は学校を欠席せざるを得ないこともあるためMETは家庭教師を付けている。宿題は幕間に済ませる。夢はプロのオペラ歌手になることだ。前途には、「声変わり」という難関が待ち受けるが、マンさんは「なるようにしかならない。今を楽しみたい」と胸を張った。「ペレアスとメリザンド」は31日まで。

「ペレアスとメリザンド」の一場面。METの公式ホームページより
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