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【7日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ブルックリン区の地下鉄L線で5日ごろから強烈な異臭が漂い、乗客から「気分が悪くなる」「化学物質の異臭がする」などの苦情が相次いだ。原因は、現在稼働していないガソリンスタンドのタンクからディーゼル燃料が漏れたことによる可能性が高いことが、7日までに分かった。
ニューヨーク州都市交通局(MTA)関係者がデイリーニュースに明かした。問題のガソリンスタンドは同区ブッシュウィックに所在し、20年以上前に廃業。タンクはL線のグラハム街駅とグランド通り駅の間に設置されており、両駅に腐敗した油の臭いが漏れたとみられる。7日までに駅職員はマスクをして業務に当たっていた。
MTA関係者によると、L線が通るトンネルとタンクとの距離が近く危険と判断したニューヨーク市環境局が、廃業後も取り除かずに設置し続けていたという。
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