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ニューヨーク市内の遊園地に常設されている乗り物の検査記録のうち、86%が確認不可能だったことが、スコット・ストリンガー市会計監査官が4日発表した会計検査報告書により明らかになった。検査の記録や保管のずさんさが明るみになった形だ。
今回監査対象となったのは、ブルックリン区コニーアイランドのルナパークやディノズ・ワンダーウィール・アミューズメントパーク、マンハッタン区セントラルパークのビクトリアンガーデンズなど、常設の乗り物を持つ9の遊園地で行われた抜き打ち検査。市建設局エレベーター班が、2016年1月から昨年7月の間、乗り物の作動状況を調べるために1857カ所で実施した。乗り物の安全性についての242回に及ぶ検査も監査対象となった。
市の遊園地の乗り物は全て、作動中の抜き打ち検査が年に1回以上義務付けられているが、監査報告書によると、16年には常設遊園地の乗り物の31%、17年には19%、18年には13%の記録がなかった。現在市内で稼働する、運転許可を得た約125機の乗り物が不必要な検査を受けたか、未検査の状態であるという。
amニューヨークが市建設局の広報担当の話として報じたところによると、市内の遊園地において乗り物の誤作動が招いたけがは、過去3年間で軽傷の1人のみ。検査の記録方法と記録追跡方法の改善の必要性を認識したとしながら、記録に問題があったとしても検査はきちんとなされており、安全性に問題はないと主張している。
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