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米クラシックバレエ界を代表するダンサーとして1960年代、70年代に活躍し、批評家やダンサーから「ダンサーの中のダンサー」と称賛されたローレンス・ローデスさんが先月27日、マンハッタン区内で心臓疾患のため亡くなっていたことが分かった。79歳だった。現役引退後はジュリアードスクールなどで後進の指導に当たっていた。ニューヨークタイムズなどが伝えた。
ローデスさんは1939年ウエストバージニア州生まれ、ミシガン州デトロイト市で育った。9歳でタップダンスを、14歳でバレエの訓練を本格的に始めた。57年にニューヨークに移り、ロシアの伝説的芸術プロデューサー、セルゲイ・ディアギレフの死後に結成されたバレエ・リュス・ド・モンテカルロ系列のバレエ学校で学んだ後、ロバート・ジョフリーさんなどに師事した。58年から2年間、バレエリュスに出演した後、ジョフリーバレエ団に参加。64年からはハークネスバレエ団でプリンシプルとして活躍した。78年の欧州ツアーを最後に引退。米国とカナダのバレエ団で芸術監督を務めた。
アメリカン・バレエ・シアターの芸術監督、ケビン・マッケンジーさんもローデスさんから手ほどきを受けた1人。ニューヨークタイムズの取材に「私のヒーローだった」としのんだ。亡くなる直前まで、同舞踊団で教えていたが、「いつも満員だった」という。

ローレンス・ローデスさん。
ジュリアードスクールのウェブサイトより
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