食べ方にこだわるニューヨーカー ホットドッグにケチャップはNG

 ニューヨーク市のデブラシオ市長が最近、トーストしたベーグルが好きだとツイートすれば、「ベーグルはトーストするものではない」と、たちまち集中砲火。市長は以前もピザをフォークで食べ、非難を浴びたことがある。また、ニューヨーク州の民主党知事選に出馬して敗退した女優のシンシア・ニクソンさんが、「シナモン味のベーグルにスモークサーモンをのせる」と発言したときもひんしゅくを買った。ウォール・ストリート・ジャーナルが18日、食べ方にこだわるニューヨーカーについて報じた。
 
 創業125年、マンハッタン区ローワーイーストサイドの老舗デリ、カッツの店長、ジェーク・デルさんは同店名物のパストラミサンドイッチに「マヨネーズは厳禁。マスタードは必須」と説く。デルさんによると、ホットドッグにケチャップをかけるのは幼稚な行為で、「許されるのは5歳まで」だという。
 
 食の専門家によると、ピザを食べる前に余分な油を紙ナプキンで吸い取るのも「ご法度」。また、ダイナーで、高級なメニューを注文するのは「もっての外」だという。「食べ方を、あれこれ干渉するのはいきすぎ」と眉をひそめる専門家も。一方で、ブルックリン生まれの著名シェフ、マイケル・ロモナコさんは「掟を守ってこそ、その料理の味が守られる」と主張している。

カッツのパストラミサンドイッチ (photo: City Foodsters / www.flickr.com/photos/cityfoodsters/30485425313)