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作品賞を含む5部門でアカデミー賞を受賞した1971年公開の映画、「フレンチ・コネクション」の主役のモデルになった、ニューヨーク市警察(NYPD)の元刑事、ソニー・グロッソさんが22日、マンハッタン区の自宅で亡くなった。89歳だった。ニューヨークタイムズが23日、報じた。
同区イーストハーレム出身。NYPDには1954年に入隊。パートナーのエドワード・イーガン刑事と飲みに行ったナイトクラブ、コパカバーナで見かけた不審な男を追跡。100ポンドのヘロインを米国に密輸しようとしていたフランス人にたどり着いて摘発した。この実話を基に制作された映画で、強引に捜査を進めるイーガン刑事をジーン・ハックマンが、冷静なグロッソ刑事をロイ・シャイダーが演じた。グロッソさん自身もカメオ出演。ウィリアム・フリードキン監督はグロッソさんの人柄を「友人になったら、飛んでくる銃弾の盾になってくれる男」と評した。イーガン元刑事は1995年に亡くなった。
76年にNYPDを退職。前職の経験を生かして「コジャック」「バレッタ」などの刑事物のテレビ番組を制作、ヒットを飛ばした。72年公開の映画「ゴッドファーザー」では刑事役で出演。映画では、トイレのタンクに隠した38口径のコルト製リボルバーに込めた空砲でアル・パチーノを撃った。その拳銃を亡くなるまで携帯していたという。

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