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マンハッタン区42丁目のバンケットホール「チプリアーニ」で8日、恒例の舞踏会「ウィーンオペラ舞踏会」が開かれた。今年は20代の「デビュタント」14人が参加。ニューヨークタイムズが13日、報じた。
同舞踏会の代表、シルビア・フリーザーさんによると、今年は50人の応募があったが、経歴や生い立ちに基づき選考。爵位を持つ家系の子女やオーストリア大使の令嬢など、セレブが勢ぞろい。入場料は最低で1100ドルだったという。
女性はイブニングガウンと長手袋で花束を手に持つ。エスコートの男性は、白ネクタイに燕尾服という伝統は変わらない。SNS時代には古臭いようだが、インスタ映えするとして注目が集まっているという。デビュタントに関する本の著者、クリスティーン・リチャードソンさんは、最近の舞踏会は、「華やかな写真をSNSにアップするためのツール」と話す。参加者の1人、クリスティアーヌ・マッケイブさん(26)は「結婚相手探しのために参加するのは、古い」と話した。
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