2020年3月7日 NEWS

感染の疑いあれば311に電話を 保険適用の相談も、新型コロナ


ニューヨーク市のデブラシオ市長は5日、州内での新型コロナウイルス肺炎の感染拡大を受け、最近、日本や中国、韓国、イタリア、イランの5カ国に渡航した市民は、帰国後14日間は自主的に自宅隔離し、感染拡大を防ぐよう指示した。米疾病予防管理センター(CDC)によると、同ウイルスの典型的症状は「熱、咳、息切れ」。これらの症状が出たり感染が疑われたりした場合は医療機関を受診するよう呼び掛けている。
また、かかりつけの医師がいない、健康保険に加入していない人は市の行政相談窓口311に電話する。311から市保健精神衛生局につながる。州保健局に問い合わせる場合はウェブサイトhttps://www.health.ny.gov/contactを参照。市と州の保健局は、出張や旅行など一時的にニューヨークを訪れている人の保険適用についての相談も受け付けている。
クオモ知事は6日午後12時30分、州内で33人が新型コロナウイルス肺炎に感染したと発表。5日から11人増加。5日時点で州内の2773人が自宅や医療機関で隔離中。

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