RELATED POST
ニューヨーク州のクオモ知事は、16日午後8時から持ち帰りと配達以外の飲食店の営業を禁止した。これにより多大な収益減に直面する飲食店はさまざまな対策を模索している。そのうちの1つの取り組みをウォール・ストリート・ジャーナルが17日、報じた。
ニューヨーク市で飲食関連のPR会社を経営するパブリシストでコンサルタントのスティーブン・ホールさんとヘレン・パトリキスさんは、封鎖解除となった際に額面全額を使用できる食事券「債券(ボンド)」を割引価格で販売し、現在の損失を充填するプログラムを開始。100ドル(約1万1000円)の食事券を75ドル(約8350円)で販売するなど各飲食店が独自の条件を設定できる。食事券の購入は各飲食店で対応。17日の時点で80店以上が参加している。ホールさんは、「このわずかな収益が従業員1人分の給与にしかならないとしても、その価値はある」と話す。食事券を購入した飲食店が廃業した場合は、「寄付したと思ってほしい」と支援を呼び掛けた。
デブラシオ市長は同日、CNNのインタビューに、「飲食店の閉鎖は9月まで続く可能性もある。先のことは分からない」と述べた。

マンハッタン区西46丁目のレストラン街で16日撮影(Yuka Takeuchi / 本紙)
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








