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ニューヨーク州のクオモ知事は20日午前、州在住の全ての人に対し在宅勤務を義務付ける行政命令を出した。感染拡大が止まらない新型コロナウイルスを封じ込めるのが目的。ただし、薬局や食料品店は対象外。また、ニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルべニア州の理髪・美容店やネイルサロン、タトゥー店も21日午後8時から閉鎖になる。 連邦政府は同日、米国人に対し全てのビザの発給を一時的に停止すると発表。19日時点で日本を含む100カ国の発給を既に停止していたが、対象を「全世界」に引き上げた。再開時期は未定だという。また、全世界への渡航警戒を最も高いレベルに引き上げ、米国からの海外渡航を避けるよう異例の勧告を出した。
クオモ知事は、新型コロナウイルスの感染が疑われる症状が現れても、すぐに病院には行かず自宅に留まり、医師に電話をかけて相談するよう呼び掛けている。

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