2020年4月3日 NEWS DAILY CONTENTS

ジムに行けないニューヨーカーの工夫 トレーニングをライブ配信、ダンベルに缶を代用

 ニューヨーク州で外出制限が続く中、ジムに行けなくなったニューヨーカーが、あの手この手で工夫を凝らし、自宅で体を鍛えている。ウォール・ストリート・ジャーナルが2日、報じた。
 マンハッタン区グラマシーパーク在住のエミリー・コーさん(32)は、通っていたジムが先日閉鎖したため、20階建てアパートの階段を上り下りして運動している。コーさんは、階段の上り下りは足の大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を鍛えるのに効果的と話している。 
 ニュージャージー州ジャージーシティー在住のカーリン・トプキンさん(31)は、スープの缶やワイン瓶をダンベルの代わりにして、自宅でトレーニングをしている。マンハッタン区アッパーイーストサイド在住のセシー・セラトさん(39)は、35ポンド(約15キログラム)の体重があるフレンチブルドッグの愛犬を、バーベルの代わりに持ち上げてスクワットをしているという。
 また、ブルックリン区のジム、パンチ・ペダル・ハウスはインスタグラムのライブ配信機能を使って、オンラインクラスを開講。会員を対象にエアロバイクの貸し出しを行っているという。
 一方、ブルックリン区のジム、スピークイージー ・ストレングスの代表、スティーブ・ホリナーさんによると、自宅で運動をしてけがを負って病院に行けば、新型コロナウイルス感染する可能性が高いため、なるべく激しい運動は控えるよう呼びかけている。

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