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除菌剤「ライソール(Lysol)」の製造元である英国の日用品大手レキット・ベンキーザー(RB)は28日、新型コロナウイルス感染拡大の最中、各業界で衛生への関心の高まっていることから、ホテルや航空会社に消毒用品や専門知識を販売するという新たなビジネスを開始すると発表した。ウォール・ストリート・ジャーナルが28日、報じた。
RBの衛生部門の今会計年度第2四半期の既存店ベースの売上高は、前年同期と比較し、19.4%増加していた。北米で、ライソールの売上高が70%以上急増。衛生製品の販売に力を注いだことが、売上高の増加に拍車をかけたことを受け、RBは直ちに、衛生専門家としての地位確立や、ライソールの認知度を活用した新たな専門的なビジネスに着手した。
同ウイルスの流行による観光客の減少で大きな経済的打撃を受けたヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスやデルタ航空などのホテル業界や航空会社は、ライソールと提携して新たな消毒プログラム導入。利用者に対して安全性をアピールする宣伝活動を行なっている。
RBは、ライソールなどの需要がパンデミック前の水準よりも高い状態が続くことを予想し、製造能力を拡大するため、除菌剤をより多くの企業顧客に販売するための販売チームの編成など、新たな成長機会を創出するために1億ポンド(約136億円)を投資するという。

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