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ニューヨーク市を本拠とするデザイン、建築会社のロックウエル・グループは、レストランが屋内、屋外営業とテイクアウトを安全かつ効率的に運営できよう支援するためのソフトウェアを開発した。飲食店のオーナーや一般向けに無料で提供している。amニューヨークが29日、報じた。
同サービスは、州の感染拡大防止対策や安全基準の下で、限られたレストランのスペースをいかに有効活用できるのか、ソフトウェアを通じてアドバイスする。空調設備改善に関しては、建築システム企業のコンセンティーニ・A・テトラ・テック社と提携している。「30日から、定員の25%までで屋内営業が解禁となる。屋外営業プログラム『オープンレストランズ』から学んだことを加味して総合的なモデルに仕上げた」と創業者のデイビッド・ロックウエルさんは説明。「ニューヨーカーが安全に食事を楽しめるよう、無料で提供する」と続けた。
ロックウエル・グループは、パイロットプログラムとしてハーレムのメルバズ・レストランにこのソフトを導入。利用客や従業員の流れがスムーズになるよう、受付テーブルを移動させた。さらに、利用客の間で社会的距離を保つため、アクリル樹脂(プレキシグラス)のパネルを設置。ポータブルのエアフィルターも導入した。同レストランのオーナー、メルバ・ウィルソンさんは「安全基準や社会的距離を守って再開することができる。経営効率も高まった」と評価している。

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