米政権のワクチン 圧力批判 許認可FDAの歴代7長官

 【ワシントン共同】米国で新型コロナウイルスのワクチンの許認可権を持つ食品医薬品局(FDA)の歴代7長官は9月30日付のワシントン・ポスト紙への寄稿で、ワクチン実用化を急ぐトランプ政権内の圧力でFDAへの信頼性が損なわれているとして現政権を批判した。

 7人には大統領選の民主党候補のバイデン前副大統領支持者だけでなく、トランプ政権下で働いた前長官も含まれている。トランプ大統領は、11月3日の大統領選前のワクチン導入を主張し、記者会見などでFDAに威圧的な発言を繰り返している。

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