最も読まれたのは人種に関する本 2020年、NYPLで

 ニューヨーク市公共図書館(NYPL)が発表した貸し出しランキングによると、「人種」にまつわる書籍が今年、最も多く読まれていることが分かった。ウォール・ストリート・ジャーナルが21日、報じた。

 1位は「TheVanishing Half(消えていく半分)」(ブリット・ベネット著)。黒人が多く住む街で育った双子が結婚や出産を通してアイデンティティを探る物語だ。2位は、人種差別の研究をまとめた「White Fragility(白人の脆弱性)」だった。

 NYPLの司書は「(多くの人種が集う)ニューヨークでは皆、互いを理解するため努力している」と話している。

マンハッタン区42丁目のNYPL本館前で撮影(Photo: Yurika Fukagawa / 本紙)

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