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ライブパフォーマンス解禁へ
4月2日から 業界の反応はまちまち
ニューヨーク州のクオモ知事は3日、ライブパフォーマンスを4月2日から解禁すると発表した。観客は定員の33%。最多でも屋内で100人、屋外で200人までに制限することが条件。マスク着用や社会的距離確保も求められる。同日、ニューヨークタイムズが報じた。
業界の反応はまちまちだ。 プロデューサーのスコット・ルーディン氏らはブロードウェーの劇場などの屋内でポップアップ公演を企画すると発表。ハドソンヤード内のザ・シェッドで芸術監督を務めるアレックス・プーツ氏は「待ちに待った日が到来した」とにっこり。4月初めに屋内での公演を再開する。リンカーンセンターは4月7日から、屋外やリハーサル会場で公演を10回実施すると発表している。
大手劇場の再開はレイバーデー明けになる見込み。業界団体ブロードウェー・リーグのシャロット・セント・マーティン理事長は「入場制限があっては、採算が取れない」ときっぱり。グリニッジビレッジのジャズクラブ、ブルーノートを経営するスティーブン・ベンスーザン氏も「1公演に66席しか埋まらないのでは無理」と渋面を作る。ロッククラブのボワリーボールルームなどのオーナー、マイケル・スワイヤー氏も「社会的距離を保つのであれば、観客は定員の20%になってしまう」と消極的だ。

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