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次の市長は誰?問題山積み
民主党予備選まであと10週

6月22日の民主党予備選まであと10週間。市長選挙が熱を帯びてきた。12日、ニューヨークタイムズが報じた。
有力候補は、元大統領候補で世論調査トップのアンドリュー・ヤング、ブルックリン区長のエリック・アダムス、市会計監査官のスコット・ストリンガー、デブラシオ市長の元側近でMSNBの元アナリスト、マヤ・ワイリーの4名。 ヤング氏はアジア系、ストリンガー、ワイリー両氏は進歩派だ。これを追うのが市政に精通しているという触れ込みの元清掃局長のキャサリン・ガルシア氏。シティバンク元幹部のレイモンド・マクガイヤ氏や元連邦住宅局長のショーン・ドノバン氏はスーパーPAC(政治行動委員会)の潤沢な資金でテレビ広告を盛んに打つ。
コロナからの回復が大きな争点となることは確実だが、経済危機、銃犯罪、人種差別、貧富格差と問題は山積み。有権者が経営手腕を選ぶか、進歩的なアイデアに重きを置くか、回復への熱意を取るか、その全てを求めるかも読めない。候補者は対面キャンペーンを推進して、5月に勝負をかける。教員連盟(UTF)などの労働組合は 推薦候補選びの最中。ディベートも始まる。 黒人有権者の心をつかむことが決め手となりそうだが、浮動票多く、先は混沌としている。
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