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オンライン注文、ロッカー受領
タコベル、TSに未来型店舗オープン

メキシコ料理のファストフードチェーン「タコベル」は4月中旬、マンハッタン区のタイムズスクエアに未来型店舗「タコベル・カンティーナ」をオープンした。ウォール・ストリート・ジャーナルが4日、伝えた。
オープンキッチンの高級店舗でアルコール類を提供。オンラインで注文すると、ロッカーで受け取る仕組み。専用出入口を使うため、人との接触が最小限に抑えられる。レストラン内に並ぶキオスクで注文した場合は、奥のカウンターで受け取る。従業員70人態勢で生産ラインは4つで、通常店舗(35人・2ライン)の倍。
コロナウイルスの感染拡大より前に2年間を要し、コンセプトを練り上げた。タコベルの親会社、ヤム・ブランズは最近、テキストで注文を受け付けるシステムを開発したベンチャー企業を買収した。マイク・グラムズ・グローバル最高執行責任者(COO)は「これからも、イノベーションを取り入れていく」と強調する。
レストラン業界では、QRコードを用いて家庭で料理できる具材キットを販売するなどの試みが行われている。チポトレ・メキシカン・グリルは、オンラインで注文し、ドライブスルーで受け取る実験店をオープンした。ただ、ヒューマンタッチを忘れてはならないと警鐘を鳴らす専門家もいる。








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