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99歳黒人男性、軍人勲章授与
ノルマンディーで負傷も人種差別で報われず

第二次世界大戦で負傷したが、黒人だったために戦傷した軍人に授与されるパープルハート勲章を受けられなかった99歳の男性が18日、ブルックリン区で行われた式典で、70年以上を経て、同勲章を授与された。ニューヨークポストが同日、報じた。
男性は、第254湾岸大隊に所属していた当時22歳の兵卒オジー・フレッチャーさん。1944年6月6日のノルマンディー上陸作戦(D-デイ)開始日、クレーンを操縦していた際に、ドイツ軍が発射したミサイルの攻撃を受け、足を負傷。頭部には、いまだに残る深い傷を負った。血にまみれたイギリス海峡を歩くことを強いられたというフレッチャーさんは「それは、酷い一日だった」と当時を振り返る。
黒人であることを理由に、フレッチャーさんが同勲章の授与から外されたと信じていた娘のジャクリーン・ストリーツさんが、統合参謀本部議長に連絡したことから、陸軍は事実関係を調査を開始。フレッチャーさんが勲章を受けるに値すると確認した。
勲章を受けた感想を聞かれたフレッチャーさんは「わくわくしている」と話した。娘のストリーツさんは「ようやく米国に、すべての軍人が同等の扱いを受ける日が訪れた。米国は、文化や人種に対する考え方を改めようとしており、感謝する」と述べている。
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