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熱帯低気圧アイダの被害拡大
気候変動で「日常化する懸念」

熱帯低気圧化した「アイダ」の被害が拡大している。ニューヨーク市内では少なくとも13人が死亡。ニュージャージー州では少なくとも25人が亡くなっている。3日付NBCニューヨークが伝えた。
ニューヨーク市内の死者の多くはクイーンズ区で発生。濁流が地下住宅に押し寄せて溺死したものだ。地下鉄は全線が止まり、乗客835人が救助された。ボートを使った救助活動は69回。乗り捨てられた車は500台を超えた。ニューヨーク州のホークル知事は「市街地の排水システムを強化しなければならない。気候変動のせいで、今回のような災害が日常化する懸念がある」と警告した。
ニュージャージー州では、エリザベス市の消防署が8フィートの水に浸り、向かいのアパートで住民4人が死亡しているのが見つかった。パサイック市では住民2人が川に流されたとの情報があり、捜索を継続中。市庁舎では住民約60人が避難生活を送っている。南部のグロスター郡では竜巻で住宅20〜25棟が全壊。約100軒にも被害が及んだ。ニューアーク空港では荷物受取所が水に浸かり、2日も欠航が目立った。3日朝現在、州内の1万2901戸で停電が続いている。
バイデン大統領はニューヨーク州およびニュージャージー州の緊急事態宣言を承認。連邦緊急事態管理局(FEMA)による支援を約束した。
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