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NY市で「BA.2」の比率が上昇
「ウイルスは私たちと決別していない」

新型コロナウイルスオミクロン株の派生型「BA.2」の比率がニューヨーク市で高まっている。マスクの着用要件を大幅に緩和した数週間後、マンハッタン、ブルックリン両区、スタテン島で着実に増加。第5波が訪れる兆候を呈している。ニューヨーク・タイムズが7日、伝えた。
連日約1500人の新規感染者が報告されており、陽性率は3%前後。いずれも1ヶ月前の2倍以上の数値となっている。マンハッタン区では、陽性率が6%を超える地域もある。ブロードウェイでは、ダニエル・クレイグとマシュー・ブロデリックが陽性となり、マーフィー・ニュージャージー州知事や、ニューヨーク市議会の少なくとも3人の議員が陽性反応を示した。
先週陽性となったニューヨーク市の監査官ブラッド・ランダー氏は「私たちはウイルスと決別したかもしれないが、ウイルスは私たちと決別したわけではない」と指摘。米疾病対策センター(CDC)は、ニューヨーク地域で感染した人の84%が「BA.2」と推定している。
ただ、感染者増に比べ、入院者数と死亡者数は増えていない。専門家は今後も病院がひっ迫するような状況にはならないと予測。背景として、ワクチン接種率の高さに加え、4割以上のニューヨーク市民がオミクロンに感染したとする推定もあり、「BA.2」に対し一定の免疫を有しているためと分析している。
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