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地下鉄4路線、走行速度引上げへ
乗客約90万人、所要時間10分短縮

ニューヨーク市交通局は7月4日から、地下鉄の4路線で走行速度を引き上げる。2、3、4、5番線がそれぞれスピードアップし、約90万人に上る乗客の通勤・通学の所要時間が約10分短くなるという。とは言え、利用者の最大関心事は「速度」よりも、コロナ禍で増加した地下鉄内での犯罪やホームレス問題などの「安全」かもしれない。NBCが28日、報じた。
スピード化が実現可能な理由の一つに、乗客数の減少がある。現在、平日の乗車率は、パンデミック前の60%程度にとどまっている。乗車人数が少なければ、乗り降りにかかる時間も短くて済むため、駅での滞留時間も短くなる。とりわけ、月曜日と金曜日は通勤客が少ないため、交通局は月金のスケジュールを週末並みに改正することも検討している。
これまで、A、D、N、Q、R 、W 、1、6の各線で走行速度を引上げたことがある。ただ、短縮された所要時間はわずか数分だった。他の路線についても、今年後半にスピードアップが実施される可能性がある。交通局の「スピード・チーム」は、線路の制限速度を上げることが可能な場所を調査し、運転手の再教育を実施。分析途中であるが、L線が12月の速度引上げの候補に上がっている。
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