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世界初、HIV感染者間の心臓移植
ブロンクスの病院で60代女性に

ニューヨーク市の病院で、世界で初めてとなるHIV感染者間での心臓移植が行われた。abcニューヨークが26日、報じた。
ブロンクス区のモンテフィオーレ・ヘルス・システムによると、心臓移植を受けたのは、進行した心不全を患う60代の女性。春先に、腎臓移植も同時に受けていた。5週間の療養期間を経て、現在は主治医の診察を受けながら経過観察中としている。「HIV臓器政策公正法」により、HIV感染者がHIV感染者への臓器提供が可能になったのは2013年で、心臓移植実現までに、10年近くを要した。
モンテフィオーレは、臓器調達・移植ネットワークが定める一定の基準と成果を満たした、この種の手術を提供できる国内25施設のうちの一つ。米国だけでも、新しい心臓を必要とする患者が6~10万人いるとされ、昨年行われた移植の数は、約3千800件に過ぎない。
患者の心臓専門医である、アインシュタイン大学医学部助教授のオマール・サイード博士は「これは複雑なケースで、心臓内科や外科、腎臓内科、感染症、救命救急、免疫学など、まさに集学的な取り組みだった。HIV感染者がこの方法を利用できるようになったことで、ドナーのプールが拡大し、HIVの有無にかかわらず、より多くの人々が救命臓器を迅速に入手できるようになることを意味する」と強調している。
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