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ゴミ収集、レイバーデー3連休も
問題深刻のNY市、ボランティア活用

ニューヨーク市衛生局は、通常はゴミの収集がないレイバーデーの3連休もボランティアに残業代を支払って、ゴミを収集する。例年は、連休中に溜まった膨大なゴミを回収する際、連休明けに収集ルートに臨時職員を配置し対応していた。ニューヨーク・タイムズが29日、報じた。
ニューヨーク市では、ゴミ問題が深刻化。市行政サービス問合せ窓口(311)には、今月末までに、路上ゴミに関する苦情は2万5754件寄せられた。前年2021年と比べると、23%増加しており、パンデミックが本格化した20年同時期の2倍以上となっている。
アダムズ市長は、ゴミ問題に真正面から取り組むことを宣言。市議会と交渉した予算では、街角のゴミ収集回数の増加に2200万ドル、ゴミが問題となっている場所への対応に750万ドル、空き地の清掃に450万ドルをそれぞれ充てることにした。さらに、ゴミのコンテナ化を開始し、多くの地域で週2回の道路清掃を復活させた。7月1日にゴミ箱を増設して以来、ゴミ箱からあふれるゴミについての苦情は60%以上減少したという。
市当局は、レイバーデー3連休中でゴミ収集の効果が認められ、休み明けの臨時職員の出動が不要との判断ができ次第、今後も大雪を除くすべての連邦祝日の月曜日のゴミ収集を導入する予定としている。
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