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無人の自立走行シャトル、導入目指す
北米初、JFK空港で実証実験

ニューヨーク・ニュージャージー港湾局(PA)は、北米の空港で初となる自立走行シャトルをクイーンズ区のジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)で導入を目指す。フランスの自立走行車製造「ナビヤ」が開発した最大8人乗りの無人シャトル2台を走らせる実証実験を17~19日で実施した。シークレットNYCが24日、報じた。
2台のシャトルは、将来的に自立走行車両(AV)技術がどのように乗客にサービスを提供できるかをシミュレーションするため、隊列走行(プラトーニング)を行った。PAは「複数の自立走行シャトルが電子連結することで、一度の移動で輸送できる乗客の数が大幅に増加する」と説明する。
実験は、クイーンズ区アクワダクト・ロードのJFK長期駐車場(Lot 9)を利用する乗客を運ぶ現行シャトルバスの代替として、自立走行シャトルを使用。今後、導入可能性を見据える。
自立走行シャトルは、ミシガン州にあるナビヤのコントロールセンターからの監視に加え、車内の安全オペレーターも24時間365日体制で対応する。PAは、数十に上るAV企業にイノベーションを依頼。「PAが希望する時間枠内で、プラトーニング技術の安全なデモンストレーションを行う」という課題を与え、能力を採点した。
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