日本人学校・補習授業校 保護者の声 ニューヨーク補習授業校 LI校

ニューヨーク補習授業校LI校 
保護者会 会長 鹿島 香さん

Q. 保護者の方から見た補習校の特徴を教えてください。

 LI校は米国永住組が多く、それぞれの家庭のバックグラウンドも様々で大変国際的だと思います。そして日本行事(運動会、秋祭り、餅つき等)は、保護者間のチームワークが最大に発揮される大イベントです。学校と保護者が力を合わせて、日本文化教育を行っているからこそ実現できていることだと思います。

Q. お子さんを同校に通わせてよかったと思うのはどんな時ですか?

 日本の学校と同じような学校生活を体験させてくれるところです。校長先生と教頭先生は文部科学省から派遣されて来ていますし、現地校とは違う日本的な感覚を学ぶことができます。また、お互いを理解しあい、日本の文化や習慣を共有できるお友達がいること、さらに全学年が同じ校舎で学んでいるので、学年が違っても交流の場がたくさんあることです。もう一つ、ニューヨーク州認定スクールサイコロジストで同州特別支援教育教員のバーンズ亀山静子先生が常駐していて、保護者と子どもたちの相談にいつでものってくださるというのもLI校ならではです。

保護者会ではどのような活動をされていますか?また保護者同士の交流はどのようにされていますか?

 先にお話しした日本行事の企画・運営、図書の貸し出しや各種イベントを開催しています。
 保護者同士の交流は、それぞれのクラス毎に親睦会を企画し、保護者同士が交流できる場を作ったり、クラスによっては保護者のための勉強会を開く等しています。また学校で行われる行事には、多くの保護者がボランティアとして参加し、それらを通して交流が深まり、その結果、卒業後も家族間の交流が長く続く例がたくさんあります。

Q. 現在同校に通われている、また今後入校を考えている保護者の方にメッセージをお願いします。

 米国永住組の私から見るLI校は「日本語」を学ぶところではなく、「日本」について学ぶところだと思います。そして、日本の学校という環境の中での集団生活を通して、日本人の感性を身に付け、お互いを敬う気持ちを育んでいく場だと思います。以前在勤されていた校長先生は、「日本人の感性と、米国また他の国の感性を学ぶことから本当の国際人が生まれる」と仰っていました。そのような国際人を育てられる環境を、保護者の方々と一緒に作り上げていきたいと思っております。

ニューヨーク補習授業校LI校
ニューヨーク州ベイサイド
Tel 914-636-3770
タグ :