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冬時間移行、暗闇移動の危険性啓蒙
NYPD、交通違反取り締まりを拡大

夏時間が6日で終わり、ニューヨークは冬時間に移行する。アダムズ市長は3日、暗くなるのが早くなることを踏まえ、暗闇での移動の危険性を啓蒙するため、複数機関が合同で行う交通取り締まり・教育キャンペーン「夕暮れと暗闇」を実施する、と発表した。2016年に始まったキャンペーンは、今年で7年目になる。ゴッサミストが報じた。
時計が1時間戻る秋から冬にかけてのラッシュアワーは、日が暮れるのが早く、視界が極端に悪くなるため、交通死亡事故の発生率が他の季節より高くなっている。夜間のゴミ収集が増加した今年のキャンペーンは、民間企業の商業廃棄ゴミ収集車の安全運転と、作業員や他の道路利用者の保護に重点を置いているという。
市警(NYPD)は、より危険な夕方から夜にかけての時間帯に、危険な交通違反の取締りを拡大する。スピード違反をはじめ、①「譲れ」の標識を守らない②携帯電話を使用しながらの運転③自転車専用レーンでの駐車を行うーの各ドライバーの取締りを強化する予定だ。
市当局は、時速25マイルの制限速度を守って衝突を避けるようドライバーに呼びかけている。交通事故による今年の死者数は昨年より減っているものの、パンデミック前の水準と比較すると14%増えており、これまでに207人が死亡している。
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