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NYの小売チェーンストア、回復に遅れ
今年の店舗数増加率、昨年を下回る

公共政策シンクタンク「都市未来センター」が21日に発表した年次報告書によると、ニューヨーク市の小売チェーン店数の増加ペースが昨年と比べて大幅に遅れており、パンデミック前のレベルからはさらに遅れていることが分かった。ゴッサミストが報じた。
報告書によると、市の小売チェーンの店舗数は昨年、3%近く増加したのに対し、今年は0.3%と1ポイントを大きく下回った。市内5区の先月の店舗数は、2019年後半と比べ約10%減少。19年の報告書に含まれていた小売チェーン業者の57%が、今年、店舗を失った。ダンキンドーナツ、メトロPCS、サブウェイなど、市内最大のチェーン業者8社すべての店舗が、3年前より減少している。
アダムズ市長は、在宅勤務が市の経済を衰退させていると指摘した上で、企業に在宅勤務制度の廃止を繰り返し要求している。しかし、オフィス勤務者の半数以上が平日も自宅にいるため、マンハッタン区の小売チェーン店の損失は他のどの区よりも顕著で、店舗数は、パンデミック前と比べ14%減少している。
同センターのエグゼクティブ・ディレクターは「ミッドタウンのオフィスの稼働率が低いことが、チェーンストアの回復の遅れの一因かもしれないが、オンラインショッピングの爆発的な増加も、店舗が消えていく理由の一つだ」と話している。
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