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NY州、有害化学物質を年内に禁止
衣料品に使われるPFAS

ニューヨーク州では、有害な「永遠に残る化学物質」について、衣料品での使用が年末までに禁止される。昨年、州議会で可決、ホークル知事が署名した改正環境保護法に基づく措置。衣料品に含まれるパーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物(PFAS)が追放されるのは、カリフォルニア州に続いて2つ目の州となる。ザ・ヒルが4日、伝えた。
PFASは、環境中や人体に残留しやすいことで知られており、腎臓がんや精巣がんをはじめ、さまざまな病気との関連が指摘されている。ただ、耐熱性や耐水性に優れているため、これまでカーペットや焦げ付き防止の調理器具、革製品や衣類などの繊維製品に幅広く使用されてきた。
同様の法律を制定したカリフォルニア州では、2025年1月1日以降、PFASを含む新しい繊維製品を個人が流通、販売、または販売目的で提供することを禁じている。両州では、衣料品から永久にPFASを排除しようとする運動が起きており、環境活動家からの支持を集めている。
自然資源防衛協議会(NRDC)は2日「多くの大手衣料品メーカーが既に、有害な化学物質を自社製品から排除しているか、排除することを約束している」との声明を発表。リーバイスやパタゴニア、ギャップ、ジャック・ウルフスキン、ザラ、H&Mなどを一例に挙げた。
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