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NY市警、校長と安全対策会議
NY市長、連携強化を指示


ニューヨーク市のアダムズ市長は14日、公立校の校長と遠隔会議を持ち、NY市警の指揮官と学校の安全に関する会議を毎週実施するよう指示した。同日、ゴッサミストが報じた。
アダムズ氏は席上、校長に懸念事項や事件を率直にNY市警に報告するよう要請。指揮官には、校長の個人的な携帯電話の番号を所持するよう命じて連携を強化するよう求めた。この会議にはバンクス教育局長も出席。同局の報道官は声明文で「登下校の間や下校後の地元での安全も含め、NY市警の協力に期待する」と指摘している。
米国内では学校での銃撃事件が相次いでいる。市内でも、この会議の数時間後、ブルックリン区イーストニューヨークの第292中学校の近くでティーンエイジャーと58歳の男性が銃で撃たれている。先週もブルックリン区内のウィリアムズバーグ・チャーター高校で生徒2人を含む3人が撃たれて負傷。市警が校内で没収した銃やナイフは今学期が始まってから先週までに3000丁に上る。アダムズ氏も学校の安全対策に力を入れる意向で、予算を4750万ドル上積み。138校でメンター・プログラムやキャリア・カウンセリングを開始した。しかし、NY市警による学校介入に関しては、不明瞭との批判や取り締まり強化に懸念の声も上がっている。
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