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歩行者とサイクリストの遊歩道、再開
ジョージ・ワシントン橋 、展望台も2カ所


ニューヨーク・ニュージャージー港湾局は14日、ジョージ・ワシントン橋北側の歩道を再開した。15日、シークレットNYCが伝えた。
1.5マイルほどのこの歩道は改修工事が行われていた。安全柵や標識、レール、照明などを改善。歩行者やサイクリストのための見晴らしのよい展望台も2カ所に新設した。ニューヨーク州側の展望台からはハドソン川やパリセイズの崖、ニュージャージー州側からは橋の上部やニュージャージーのビル群を一望できる。歩道までは171段の階段を上がる。ただ、西180丁目とカブリニ・ブルバードからは段差のない連絡橋がある。ニューヨーク州のホークル知事は「ジョージ・ワシントン橋は重要な架け橋。改修工事で、誰でも楽しめるようになった」と発言。ニュージャージー州のマーフィー知事も「ハドソン川の両側にあるコミュニティーを結ぶ橋の歴史的な改築が完成した」と話した。
15日からは南側のサスペンダー・ケーブルを全て取り替えるという大掛かりな工事が始まる。そのため南側歩道が通行止めになる。完成までに4年を予定。完成後は北側歩道がサイクリスト、南側歩道が歩行者の専用になる。港湾局はこうしたジョージ・ワシントン橋の改築工事の予算を20億ドルと見積もっている。
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