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ラガーディアのエアトレイン、白紙に
代替案としてシャトルバス


ニューヨーク・ニュージャージー港湾局(PA)は13日、ラガーディア空港までの高架鉄道エアトレインの建設計画を正式に断念すると発表した。
同計画はニューヨーク州のクオモ前知事の肝いりで始まったが、ホークル知事はさらなる分析が必要として、計画を中止。PAの専門家委員会は今回、エアトレインの代わりに地下鉄N線・W線のクイーンズ区アストリア−ディトマース・ブルバード駅との間にシャトルバスを運行すべきだとの結論を出した。全て電気バスにする。ホークル氏は「コスト効率のよいクリーンな結論が出たことは喜ばしい」とコメント。バスを運行することになるMTAも「無料空港リンクバスQ70の改善を含め、PAと協力する」としている。向こう5年以内にサービスが始まり、年間500万人が利用すると予想されている。
計画は、ラガーディア空港と地下鉄7番線のクイーンズ区ウイレットポイント駅を結ぶはずだった。21年7月には連邦航空局(FAA)の承認も下りていた。ただ、マンハッタンから遠ざかるという奇妙なルートや、当初の5倍に膨らんだ24億ドルのコストが問題視されていた。環境団体や付近の住民も反対して、訴訟も起きていた。(13日、amニューヨーク)
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