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ペットボトルのデポジットを10セントに
市議会が環境保護の努力強化

ニューヨーク市議会は16日、ペットボトルなどのデポジットを5セントから10セントに引き上げ、対象品目を拡大する条例案を可決した。
デポジット制は1982年に発効した州の「リターナブル・コンテイナー法」に基づく。この州法のおかげで、州内の路肩のゴミが70%減少したという。今回可決された条例案は、デポジットを5セントから10セントに上げる。ボトル水などの購入時に支払う金額が多くなるが、その分、ボトルを店に持って行って返金してもらうインセンティブが高まる。ミシガン州などではすでにデポジットが10セント。回収率は2019年に89%と高い。対象品目も、ジュースなどの非炭酸水、ワイン、リッカー類を含め、ボトルのリサイクルに拍車をかける意向だ。この条例案を審議した清掃と廃棄物に関する委員会は、1分で満場一致で可決し、本会議に送付。本会議も無事に通過した。アダムズ市長が30日以内に署名すれば発効する。
市議会はさらに、ゴミ海洋投棄の取り締まりやゴミ回収を実施する条例案も通した。船舶の不法廃棄を防止し、海洋ゴミのリサイクルの仕組みを構築する。さらに、市が所有・管理するビルのグリーン化基準を引き上げる条例案も可決。環境保護の努力を強化している。(16日、ゴッサミスト)

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